寄贈：点字電話帳を５００部、県視力障害者協会に－－ＮＴＴ支店 ／高知

目の不自由な人にも自由に電話帳を使ってもらおうと、ＮＴＴ西日本高知支店は６日、点字で書かれた電話帳を県視力障害者協会（松岡弘会長）に寄贈した。約５００部を作り、県内の視力障害者や役所などに届けられる。
　視力障害者からの強い要望もあり、同支店は７７年から点字電話帳の作成を始めた。２、３年ごとに改定され、今年で１９回目。
　利用頻度の高い病院や交通機関、役所などの公的機関のほか、視力障害者ら計６７８件の電話番号を１０２ページに渡り掲載している。また、今回から祝電や弔辞など電報の例文２３例が加えられた。
　この日は、松山正博支店長が同協会（高知市越前町２）を訪れ、松岡会長に点字電話帳を贈呈。お返しに松岡会長は、その場で松山支店長の名刺に点字を打ち込んでプレゼントした。
　松岡会長は「自分で番号を調べて電話をかけたい障害者は多いので、みんなこの日を楽しみにしていた」と電話帳の完成を喜んでいた。

【ヤフーニュースより】

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