ロンドン株10時 反落 鉱業のリオ・ティントが下落

ロンドン株10時　反落　鉱業のリオ・ティントが下落
　【ロンドン＝欧州総局】14日午前のロンドン株式相場は小反落。ＦＴＳＥ百種総合株価指数は午前10時現在、前週末終値に比べ4.7ポイント安の6561.0で推移している。
　Ｍ＆Ａ（企業の合併・買収）関連銘柄を中心に買いが先行。ＦＴＳＥ百種は朝方に一時、6596.3まで上昇した。ただ6600台に乗せきれなかったことから、その後は上げ幅を縮小。10時前に下げに転じた。
　鉱業のリオ・ティントが下落。市場でうわさになっているＢＨＰビリトンによる同社買収について、ＨＳＢＣが「可能性が低い」と指摘。リオ・ティントの投資判断を「中立」に引き下げたのが、嫌気されている。
　一方、モリソン・スーパーマーケッツと保険のフレンズ・プロビデントはＭ＆Ａ観測で上昇。モリソンは英投資会社ＣＶＣ、フレンズは仏保険最大手アクサによる買収話が出ている。メディアのピアソンも、ＵＢＳが投資評価を「買い」に引き上げたのを受け、しっかりとなっている。

【日経ネットマネー＆マーケットより】

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